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昭和28年の筑後川の洪水により、大きな被害が各地にまで広がり、善龍寺には多くの被災者が避難して来られたという記録が残っています。
このことがきっかけとなり、地元への貢献と慈悲の心で子どもたちを受け入れ、保育園を開設し、現在に至っています。
今もその想いは受け継がれ、保護者の方が安心して仕事ができるよう、お子様を大切にお預かりしています。
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初代園長
水谷 了海昭和28年当時は、お寺の境内にて子どもたちを預かり、お世話をしていました。地域の方からの深い信頼のもと、善龍寺の敷地内で保育園を開園し、初代主任と共に保育を行いました。
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二代目 園長
水谷 了智初代園長の保育への想いを受け継ぎ、地元の保護者様とともに、地域の子どもたちの保育・教育を仏教の教えと共に、行いました。
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三代目(現園長)
水谷 明日香子どもたちには、講話の中で、手を合わせて「感謝する心」「思いやりの心」を教えています。初代園長から続く経験と保育実績を通して、今後も全力で取り組んでいきます。
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毎月第2月曜日…ホールにて
毎月第4月曜日…本堂にて園長より、こどもたちへ講話があります。当園では、幼い時から合掌・礼拝を行い感謝の心、相手を思いやる優しい心を育てることを保育目標にしています。
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4月 花まつり
4月8日のお釈迦さまの誕生日に行われる仏教行事です。
お釈迦さまは、今から2500年前、ヒマラヤのふもと、現在のネパール南部でシャーキャ族の王子として、ルンビニーの花園でお生まれになリました。王子として何不自由なく育ちましたが、29歳で出家し、その後悟りを開いてブッダとなり、世の中に仏教を広めていきます。その日は、お釈迦さまのお誕生日を祝いするために、お寺の境内に花御堂(はなみどう)がつくられ、その中にお釈迦さまの誕生仏(右手は天を指し、左手は地上を指した姿)が安置されます。頭の上から、竹の杓で甘茶をかけてお祝いします。
誕生仏のお姿は、お釈迦さまが産まれた直後、七歩歩いて、右手で天を左手で地を指して「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ(が)ゆいがどくそん)」と話したという伝説に基づいています。
当園では、4月の月曜礼拝に併せて行います。お釈迦様のお話しを聞いたり、甘茶かけをしたりしています。
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1月 御正忌お参り(ごしょうきおまいり)
御正忌お参りは宗祖親鸞聖人のご恩をしのび、そのご苦労を通じて、阿弥陀如来のお救いをあらためて心に深く味わわせていただく法要です。
当園の年長さんは、参拝者といっしょにお参りをします。